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数学や算数の学習を,単に問題を解くだけでなく,もっと楽しく深く触れていただけるのに役立つ事柄を用意しました。

 

第5回・直角三角形をかこう

<直角を作る>

クフ王のピラミッドは,真上から見ると1辺が230m の(ほぼ正確な)正方形に見えるそうです。
そんなに昔に,どうやってきれいな図がえがけたのでしょう? 大きな三角定規や分度器を使っていたのでしょうか?

大昔の人たちの文明が栄えるのにいちばん大切だったのは,「食べ物の確保=農業の発達」でした。
昔は今とちがって,洪水(こうずい)や災害を防ぐ力がなかったため,せっかく作った畑や田んぼを流されたりしました。そのたびに,もとどおりに区画を作り直したのです。そのような苦労の中から,知恵(ちえ)をつけて,“測量”の技術を身につけていったのです。

 

その中でも,直角を作るというのはとても大切なことでした。分度器や三角定規はありませんでしたが,縄(なわ) を使って直角を作る方法を昔の人たちは知っていたのです。

 

直角というと正方形や長方形を思い浮かべませんか? 実は,直角を作るのに使われていたのは,直角三角形です。
昔の人たちは,辺の長さの比が3:4:5の三角形は直角三角形になることを知っていました。

このような仕事をする人たちは,縄張師(なわばりし)と呼ばれていました。昔のエジプトのとても優れた測量技師ですね。
縄なら,おわったら小さくしまえて便利です。

 

<いろいろな直角三角形>

辺の長さが整数の比になる直角三角形はほかにもあります。その一部を紹介しましょう(本当は,もっとたくさんあります)。


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